【多動力】堀江貴文
堀江さんは「多動力こそ最も重要な能力だ」と述べている。
これだけ好きな事をやりながらも、更なる好きな事を見つけてそれを仕事に結ぶ圧倒的なスキルと能力は成功者に多いことだと感じる。
いきなり「一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった」「寿司屋の修行は意味が無い」なんて書かれていますが、確かに専門知識が昔と比べて携帯やパソコンですぐに手に入る時代になりました。
昔なら親方に弟子入りして長い時間をかけて修行をするのが当たり前でしたが、今ではネットで配信されてる動画や専門学校などでもしかしたらプロ並みの仕事をすぐに出来る様になる時代。
つまり、オープンな情報から簡単にプロが生み出されるって事で、飲食店みたいにマニュアル化すれば誰もが同じ味を作れるんですね。
そんな時代に一生懸命に下積みを重ねるのは時間の無駄って思い知りました。
今までの常識に囚われるとほんとに損をする。
手っ取り早く考えるとAIの登場で、英語を手軽に正確に同時通訳してくれるのなら、英語の勉強すら要らないのではと思います。
それなのに義務教育期間に英語を学んできたことが何なんだろうと思いました。
また、「自分の時間を取り戻そう」の章も凄く共感しました。
極端な例ですが、「電話を掛けてくる人とは仕事をしない」と言う凄い思い切った考え。
電話は相手の時間を奪う。自分の貴重な時間が奪われてしまいます。
今の時代LINEなどで簡単に伝えたいことを済ませることができる時代なので、気をつけたいですね。
確かに頻繁に電話してくる人は嫌われやすい傾向にあると思います。
その次の章でも「仕事を選ぶ勇気」と言うのがあります。
「自分の時間を生きるなら」嫌なことはきっぱり辞める勇気が必要。
これしか仕事が無い分けでもないし、自分が何とかしなくても誰がやっても仕事なんてはっきり言って回ります。
自分の仕事だと思い込んでしまいますが、冷静に判断できればもっと自分に合った仕事が見つけられるのではないでしょうか?
迷った瞬間「好きなこと」を選ぶ。
何かに悩んだり、今やってる事が上手く行かないとか、日常的な不満なんて誰にでもあると思う。
そんな時に読むと非常にスッキリします。
とても勉強になる1冊でした。